こんにちは!
うーふー日韓夫婦、日本人妻のうーちゃんです!
前回のエピソード0では韓国留学する前についてお話しました。
今回はいよいよアラサーが韓国人夫ふーちゃんに出会うことになったきっかけの、韓国留学中のエピソードを書こうと思います!
夢の韓国短期留学スタート
いよいよ9ヶ月の韓国短期留学がスタートしたのですが、、、
エージェントにお願いしていたコシウォン(勉強するためだけに作られた最低限の部屋)に到着したら、写真の雰囲気とは全く違う部屋の雰囲気に絶望したのを今でも覚えてます。。。(韓国の写真加工のレベルはすごい。笑)
が、その時に、共用のキッチンスペースで偶然出会った日本人女性の方が(年齢はお母さんぐらい)話しかけてくださり、ご飯を作ってくれました。
その方は2週間の短期滞在で利用されていたのですが、お母さんみたいに手料理をふるまってくださり、早速ホームシックになって折れていた心が回復したのを今でも覚えています。泣
授業スタート
到着翌日から早速語学堂の授業スタート。
韓国に飛び立つ前日ギリギリまで働いていたため、レベルテストは受けずに1級クラスからのスタートでした。
ハングル読み書きはすでにできていたこと、ドラマである程度聞く力があったおかげで、クラスでも学年でもテストでは上位をキープでき、2級3級では奨学金を受けることができました。
ただ、書く、読む、聞く力はグングンと伸びたのですが、韓国人の友達がいなかったこともあり、授業以外では実際習った韓国語を使う機会が全くなかったため、この後韓国語を話すことに挫折することになります。。。
トウミ制度で挫折
私が通っていた語学堂では、現地の大学生と語学堂の留学生が1対1でペアになって交流できる“トウミ制度“というシステムがありました。
申請すれば無料で誰でも参加できたので、とにかく韓国人の友達を作りたかった私には最高の制度だったはずなのですが、、、
マッチング相手の大学生が明らかに就職活動でのボランティアアピールのためだけにトウミ制度を申請したような、配慮のない方に当たってしまったのです。。。(具体的に言えば全く外国人留学生には興味はなく、こちらの韓国語レベルにも関心がなく、ひたすら本人が話したいことだけを話すような人。。。)
クラスの他の友達はトウミ友達と週末にでかけたり、キャンパスを案内してもらったり、美味しいご飯屋さんを教えてもらったりと、たくさんの交流活動をしており、私はというと、、毎回1時間ほどキャンパスの休憩室で話すだけ。とても羨ましかったのと同時に、私は何をしてるんだろうと焦りを感じました。
とにかく話すスピードが早く、聞き直しても面倒な態度を取られることもあり、この大学生と3回目に会った時には自信があった聞き取りも自信をなくすようになりました。
それからは語学堂の先生と相談しトウミ制度は泣く泣く中断することとなりました。
言語交換ツールに出会う
トウミ制度で折れた心をどうにかしたくて、韓国人と言語交換ができる方法についてネットで調べました。するとハロートークという日記を書いたら誰かが添削してくれたり、いろんな国の人と言語交換もできるという最高のアプリを発見。
すぐさま登録して、日本語を学びたい志のある韓国人を探したのですが、、、ここにきて変な韓国人に遭遇してしまいますTT
たまたま私が通っていた語学堂の附属大学に通っているという学生さんが声をかけてくださり、キャンパス近くのカフェで直接会うことになりました。
会ってみたら日本語が本当に上手で、私が韓国語で話してもゆっくり聞いてくれたのですが、、、後半からなぜか話の内容が女性の性的な話に変わっていきました。それも日本語でずっと話されるので怖くなってしまい、その方が喫煙中に逃げるようにカフェから出ました。苦笑
この時に、女性以外は直接会おうと言われてもぜったい会うのはやめようと心に決めます。
いつも思うですが、韓国は日本語勉強する男性が多く、日本は韓国語を勉強する女性が多い。泣
韓国人女性の友達探しに苦戦しました。
電話レッスンの先生に出会う
その後、真剣に日本語を勉強したいと志している方をひたすら探しました。プロフィールとふだんのつぶやきを見て、住んでる地域もソウルではない遠い場所の人だけに限定。
すると熱心な長文の記事に出会いました。(もちろん後の夫ふーちゃんです♡笑)
文章からはその人の日本語への真剣さと人柄がすごく伝わってきて、またその方は日本語は電話レッスンで伸びたと記載がありました。私はこの人から電話で指導を受けたい!という思いから、私も熱心にメッセージを送って見たところ、早速返信をくれてその日から毎日電話でのレッスンがスタート。(無償レッスンの優しさに感動ですTT)
今まで出会った韓国人の方で一番日本語の発音が綺麗で上手で、(さらに声も低くてかっこいいw)初日から萎縮してしまったのを覚えてます。笑
そして自分のプライドの高さのせいで、間違った韓国語を話すこと=恥ずかしいという意識から、せっかく韓国語を話すために始めた電話レッスンなのに、気づけば徐々に日本語でばかり話すようになっていってしまいました。
先生からの指摘
そうして日本語ばかりで電話レッスンをしていたある日に、ついにお叱りを受けました。
“このまま日本語で話してもあなたは何も成長しないことはわかりますか”、”せっかく電話してるからもっと私を活用してほしい”と。それはそれは静かに、でも優しく注意をしてくれました。
ここまで自分のために注意してくれる人はもういないし、せっかく電話レッスンしているのにこのままではダメだとその日は深く反省し、次のレッスンからは壁一面に習った文法を全て書き出し、壁を見ながら韓国語で会話することを心がけました。
(もっと早くそうすれば良かったと思うぐらいこの後韓国語が上達しました)
いよいよ帰国が近づいてきた
4学期では全額奨学金を受けることができると先生から提案を受けましたが、そうすると生活費もギリギリだったこともあり、3学期で修了し、帰国することにしました。(今思えばなんとしても行けばよかった。。。泣)
その前にこれまでほぼ毎日電話でレッスンしてくれていたお礼に、日本のお土産を直接渡したいという思いから、思い切って先生(ふーちゃん)に会うことを提案しました。
ソウル以外の行ったことのないエリアにも行ってみたかったので、相手から地元に来るように指定されたことはワクワクドキドキでした。
そして実はこの時、もうすでに会ったことがない先生(ふーちゃん)の誠実な人柄に惹かれていた自分がいました。笑
というのもほぼ毎日会話する中で、ふーちゃんが話す内容は平凡そのものだったからです。笑
毎朝日本語の電話レッスンを受けていること、いつも職場では食堂ではなく手作り弁当を食べること、週末はジムではなく近所の公園の鉄棒で運動すること、図書館で勉強すること、基本外食はせず自炊していること、唯一出かけるとすれば知人のコストコに同行して安いシリアルと牛乳を買うこと。笑
とにかく欲がなく、コツコツと目の前の目標に向かって誠実に積み上げる、実はみんながやろうとすれば難しいことを当たり前に実行している姿に、自分の中での韓国人男性へのマイナスイメージが変わっていきました。(もちろん良い人・悪い人は国を選ばないことは理解してます)
なので直接会いに行くことは怖くもなく、むしろ会ってたくさん話したい気持ちでいっぱいでした。
(後でふーちゃんに聞いたら、韓国人である自身がソウルまで会いに行けばよかったと反省されましたが。笑)
To be continue . . .
今回は韓国留学中から夫ふーちゃんとどのようにして出会ったのかまでのストーリについて話しました。
韓国人夫、ふーちゃんからも同時系列で連載中ですので、こちらも併せてご覧ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
次回はいよいよ夫ふーちゃんとの初対面のエピソードです!
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