結婚して1年半ほどが経っている私たち夫婦ですが、今回の韓国滞在中に結婚写真を撮りました！この記事では韓国で結婚写真を撮るときの流れと費用、スタジオの紹介、そして私たちの体験談を共有してみたいと思います。
※ ウェディング写真撮影をしたのは2023年9月です。撮影の費用は繁忙期かそうでないか、そしてその時期の物価によって変わりますのであくまでも参考程度でお読みください。
このブログ記事はこんな方におすすめ！
・韓国でウェディング写真を撮ろうとしている
・撮影の流れを知りたい
・費用を知りたい
・体験談を読みたい
※撮影を行ったのは韓国の清州(チョンジュ)ですが、ソウルなどの他の地域でウェディング写真撮影をするとしても、全体の流れや費用は似ていると思いますのでご参考頂ければと思います。
※ もし清州(チョンジュ)で撮影を計画しているのであれば、この記事がスタジオ選びに役に立つと思っています。
スタジオ紹介 – ゴンドリースタジオ清州店(공드리스튜디오 청주점)
私たちがウェディングフォトを撮ったスタジオは、“ゴンドリースタジオ清州店(공드리스튜디오 청주점)”という場所です。
なぜこのスタジオを選んだ？→インスタグラム
私の地元、“清州(チョンジュ)”でウェディングフォト撮影ができるスタジオを探していた中で、このスタジオのインスタグラム写真が最も理想に近い雰囲気だったからです。
私があれこれ説明するよりも、インスタの方をご覧いただくと理解が速いと思いますので共有します。
✔️ ゴンドリースタジオ清州店 インスタグラム
＞＞＞こちらのリンク
インスタに入ると色々なコンセプトの写真を見ることができます。
中にはモデルを使った広告用の写真や、実際のお客様の写真がありますが、私たちの経験からすると全てこのスタジオで撮れる写真で間違いないです。
スタジオの雰囲気
以下のYouTube動画からスタジオの雰囲気が見れるのでご参考ください。
スタジオまでの行き方
行き方については上記のGoogle Map、カーナビもしくはタクシー運転手さんに”수암로36번길21-4″と伝えればOKです。スタジオの入り口が坂道の途中にあり、間違って建物の裏側に着く可能性がありますのでご注意ください。
ちなみに余談ですが、このスタジオ周辺は韓国ドラマ「製パン王キムタッグ」のロケ地として有名で、清州を一望できる雰囲気のいいカフェがたくさん集まっているエリアです！
結婚写真撮影の値段
ウェディングフォト撮影は基本的に結婚式の写真撮影とセットで行う場合が多いですが、私たちはスタジオでのウェディングフォトのみにしました。撮影金額は時期によって変動すると思いますので内訳は参考までにご覧ください。
私たちは総額220万ウォンで、簡単な内訳は以下の通りです。
| 金額 | |
| 基本料金 | 114万ウォン |
| (追加)野外撮影 | 20万ウォン |
| (追加)ドレスアップグレード + ハンボク | 30万ウォン |
| (追加)写真原本ファイル + アクリル写真立て | 40万ウォン |
| (追加)アルバム2ページ追加 | 6万ウォン |
| (追加)ページに分割写真10枚分 | 10万ウォン |
| 合計 | 220万ウォン |
各項目の詳しい内容は続きをご覧ください。
基本料金
基本条件だけで撮影すると内訳は以下の通り、114万ウォンで済みます。
〜基本の費用〜
○ 撮影(スタジオ、ヘアメイク、衣装のレンタル（スーツ2着、白ドレス2着）、アルバム（20枚）、写真立て(大x1, 中x1, 小x2)代などが含まれている) – 99万ウォン
○ ヘルパー – 15万ウォン
※ヘルパーさんは着替えの手伝いや、撮影中のサポートをしてくださる方のことです。
+ 撮影オプションあれこれ
しかし、私たちには色々な追加の要望があったため、 +90万ウォンがかかりました。
〜追加の費用〜
◎ 野外撮影 – 20万ウォン
◎ カラードレスと韓服（ハンボク）のレンタル – 30万ウォン
◎ 写真原本ファイルの購入 – 20万ウォン
◎ 写真立てをアクリルにアップグレード – 40万ウォン
※私たちはその時の割引キャンペーンで、写真原本ファイル購入とアクリル写真立てへのアップグレードを合わせて40万ウォンに割引してもらえました。
写真原本ファイルは購入すべき？
撮影の原本写真をファイルでもらうには、追加で20万ウォンもかかるので、最初はいらないかな？とも思いました。
しかし、買わない場合はアルバムなどで使う写真の選定をするために、後日スタジオにもう一度訪問して写真を選ぶことになります。
私たちは日本に帰ってきてから、ゆっくり写真選びをしたかったので購入することにしました。また、撮影した一日が2人にとってとても良い思い出となったので、約1200枚ある全ての写真を手元に残したくなりました。
後日自宅で1000枚以上の写真の中から、アルバム用20枚と写真立て用4枚を選んだのですが、膨大な時間がかかりました^^;
どうするかは自由なので、読者さんご本人の状況にあう判断をして頂ければと思います。
+ アルバムの枚数を増やしたい場合
アルバムは基本20枚の構成になっていますが、追加料金を支払えば枚数はいくらでも増やせるとのことでした。+ 1枚に3万ウォンで、もし10枚追加すれば5万ウォン割引して25万ウォンにしてくれるみたいでした。
私たちの場合は2ページ追加して、+6万ウォンかかりました。
+ アルバムのページに分割写真を入れたい場合
アルバムは1ページに1写真が基本となっていますが、演出のために１つのページに複数の写真を入れることもできます。その場合は、写真の枚数が増えた分、写真作家さんの修正作業も増えるからなのか、料金も追加されます。
例えば、１つのページに3枚の写真を入れたい場合は2枚分の追加料金が発生し、1枚当たり1万ウォンなので追加料金は +2万ウォンとなります。
私たちの場合は合わせて10枚を追加して、+10万ウォンかかりました。
撮影の予約方法
撮影の予約はスタジオの公式インスタグラムから開ける、カカオトークのオープンチャットから行うことができます。電話番号も書いてあるので韓国に滞在していて韓国語ができるのであれば直接電話してもいいと思います。
カカオトークのオープンチャット
もちろん担当の方は韓国語しかできないので、そこら辺のやりとりは韓国人側のパートナーにお願いすることをおすすめします。韓国語でのチャットに抵抗がなければもちろん直接話してもいいです。
韓国語のチャットに抵抗はあるけれど、どうしてもご自分で進めなければならないという事情があれば、カカオトークの翻訳機能の力を借りてもいいと思います。
カカオトークの翻訳機能については以下の記事で紹介してますので、ぜひご参考ください。
まずカカオメッセージのやりとりで、最初に撮影に関しての案内を受け、撮影のオプションや日付、撮影の内容（室内か野外か、韓服も入れるかなど）を決めます。金額がどれくらいかかるかもこの時点で分かります。
大事なウェディング写真、少なくはない支出でもあるので、できれば韓国人側のパートナーに頼って正確な予約を進めることをおすすめします。
契約金の振込
予約確定まで進むと、事前に契約金の振込が必要になります。
※契約金は撮影費の一部を事前に払うものであり、追加料金ではありません。
案内される銀行の口座に振り込みをすれば予約確定です。私たちの場合は３９万ウォンを契約金として事前に払いました。
撮影日前までの色々
予約した後は撮影だけ！というわけにはいきません。事前にやらないといけないことが色々あるので、次の内容をご参考ください。
担当者とのやりとり
撮影予約のやりとりを進めていたカカオトークのオープンチャットを通じてになりますが、撮影日まで何か聞きたいことや、撮影時の細かい調整などの要望があれば担当者にメッセージを送り、調整していただきます。
例えば私たちの場合…
赤ちゃんがいるのですが、撮影の合間に授乳など世話をすることは可能ですか？
また、ウェディング写真ですが、一部は子供も一緒に撮影することはできますか？
もちろん大丈夫です。スタッフのほとんどが女性なので、楽にご相談ください。また、せっかくなので、赤ちゃんとご一緒の撮影は追加料金なしで撮影も可能ですよ。
事前に上記のように相談して合意を得るとで、スムーズに撮影することができました。
融通はかなり効くので、何かあればとりあえず言ってみていいと思います。
レンタル衣装選び・試着
レンタルする衣装選びと試着は、撮影日とは別の日に行われます。
追加料金なしであれば、ドレス(白)2着とタキシード2着のレンタルが基本となっていますが、私たちはカラードレスと韓国の伝統衣装の韓服（ハンボク）のレンタルを追加し＋30万ウォンでした。
衣装選びの場所はスタジオとはまた別の場所で、以下のGoogle Mapの場所です。
住所は“청주시 상당구 남사로95”
以下の写真の建物の2階で、ドレスとタキシード選びと試着、1階でハンボク選びと試着を行います。
選び終わったら撮影当日の説明があるので、他に質問があれば聞くこともできます。
ちなみに私たちはこのスタジオと提携している韓服レンタル屋さんでレンタルすれば、カラードレス1着が追加できることもありお世話になりましたが、もちろんご自身で韓服の持参も可能です。
撮影当日の流れ
撮影の当日は、朝から晩まで準備と撮影でいっぱいいっぱいでした。
私たちの場合は朝10時にスタジオに入り、午後6時過ぎに全てが終わりました。当日の流れを以下に共有しますのでご参考ください。
メイクアップ、ヘアスタイルのセット
まずスタジオに着いたらメークアップとヘアセットをしてもらいます。男性の場合は10~20分で終わりますが、女性側はドレスへの着替えを含めてこの作業に2時間ほどかかります。
写真作家との打ち合わせ
メークアップとヘアセットが終わったら、ここで写真作家さんと初めて対面し、どんなコンセプトで撮影していくか簡単に打ち合わせをします。特にこだわりがなくても、写真作家さんがサンプルを見せながら色々な提案をしてくださるので、楽な気持ちで話し合えば大丈夫です。
ドレス1着目 – 室内撮影
私たちの場合、ドレス1着目の着替えが終わったら、スタジオ内とスタジオ前の庭園で撮影を行いました。アンジャッシュ渡部似(？)で元気いっぱいの写真作家さんが頑張って笑わせてくれるので、緊張することなく自然な表情を作ることができた覚えがあります。
ポーズ、目線、表情など色々なことをガイドしてくださるので、私たちのように写真撮影に慣れていない人でも安心して撮影することができました。さすがプロは違うな～と撮影中ずっと思いました。
そして、撮影の合間にどんな感じで撮れているか毎回見せてくださるので、何かあれば写真作家さんと話し合えると思います。
お昼休憩
まだ午後の撮影が盛りだくさん残っていましたが、私たちは子供の授乳もあったので、ドレス1着目の撮影後にお昼休憩を取ることにしました。
お昼ご飯は韓国どこにもある“김밥천국”（キンパ天国）というお店で、キンパの配達を頼んでスタジオで食べました。（日本人にも有名ですよね）
もちろん休憩時もメイク、ヘアばっちりの状態なので汚さないように気を付ける必要があります。食べ物を選定する時もその点を考えてメニューを選ぶといいです。
そしてもう一つの情報ですが、撮影現場の暗黙のルール(?)として、ヘルパーさん(着替えの手伝いと撮影時のサポートをしてくださる方)のお昼ご飯も用意しないといけないので、食べ物を用意する際にはもう一人前を追加で用意する必要がありました。
当然ですが、ご飯を食べ終わったら次の撮影で歯を出して笑えるように、必ず歯磨きをしましょう！
ハンボク(韓国の伝統衣装)撮影
韓国のウェディング写真ではよくハンボクの写真も撮りますが、私たちはこの機会に子供も一緒にハンボクで撮ることを決めていました。撮影の時は、スタジオ従業員の皆さんが子供を笑わせようと必死に頑張ってくださったので、とても感謝しています。
ハンボク写真はレンタル費用が追加で発生(30万ウォン)しますが、私たちはとても気に入る写真がたくさん撮れたので、後悔は一切ありませんでした。むしろ、個人的には一生モノの写真ができあがったと思っています。
ドレス2着目 – 室内とテラス撮影
室内撮影自体はドレス1着目の時と似たような流れで行われましたが、今回はテラスでの撮影がありました。
このスタジオは”清州(チョンジュ)”内でもとても眺望のいい場所に位置していて、テラスの方では以下のようないい感じの景色と共に写真を撮ることができます。
テラス撮影の場合は基本的に＋10万ウォンかかります。（余談ですが、私たちは昨年撮影予約していたものの、コロナや妊娠で延期したこともあり、今年再度当店で撮影依頼してくれた感謝を込めてサービスで撮ってもらえました）
ドレス3着目 – 野外撮影
野外撮影は追加20万ウォンがかかるものでしたが、インスタグラムで見た写真があまりにもよかったので、私たちは野外撮影することに決めました。野外撮影のためにはスタジオから写真作家さんの車に乗って20分ほど移動する必要がありました。
時期によっては写真で見るより草がたくさんなので、虫が苦手な方は考え直してもいいかもしれないです。でもとてもいい写真スポットだったので、間違いなくいいものが撮れると思います。
野外撮影の場所については以下のGoogle Mapをご参考ください。
実際はこんな↓↓色合いの写真が撮れます。
写真作家さんの説明と写真立ての選び
全ての撮影が終わった後は、私服に着替えて写真作家さんの説明を受けます。説明では、その日の撮れた写真を見たり、修正された写真のサンプルを見せてもらったり、アルバム写真の選び方などについて聞きます。
その後は、写真立てについての説明がありました。
基本の写真立てなら追加料金が発生しないですが、私たちはより一層おしゃれな写真立てにしたかったので、アクリル製の写真立てを作ることにしました。
アクリル写真立てへのアップグレードには＋40万ウォンがかかりますが、撮影した全ての写真原本ファイルの購入に＋20万ウォンもしたので、２つ合わせて＋40万ウォンに割引してくれました。
残金の支払い
最後に事前に支払った契約金を除いた残金を支払って、撮影日のスケジュールは終了です。
撮影後の色々
撮影をするだけでスタジオ側から勝手にアルバムに入れる写真を選んでくれるわけではないので、まだまだやることはあります。
アルバムと写真立てに使う写真の選定
私たちの場合は、写真ファイルを購入(20万ウォン)したので撮影後、日本に帰ってきてからゆっくり写真選びをすることができました。もし、写真ファイルを購入しない場合は撮影後にもう一度スタジオを訪問して写真選びをする必要があります。
写真は撮影日に撮った全ての写真約1200枚の中から、アルバム用の写真20枚と写真立て用の写真4枚を選ぶ必要があります。
さすがプロが撮ってくれた写真だからか、あまりにもいい感じで撮ってくださったので選ぶのはなかなか大変な作業で、たくさんの時間がかかりました。
私たちは写真選定の過程で、アルバム2ページの追加、分割写真10枚を追加することにしました。追加料金16万ウォンは写真選定後に振込しました。
選んだ写真を写真作家さんに伝えたら、写真作家さんが私たちのリクエストに従って写真をもっときれいに修正してくださいます。（例えばヒゲを綺麗にする、皮膚を白くする、傷を消す・・・などなど）
アルバムと写真立ての受け取り
※ 私たちはまだアルバムと写真立ての制作を待っているので、実際に受け取った後に内容を追加したいと思います。アップデートするまでしばらくお待ちください。
最後に
いかがでしたでしょうか。以上、韓国でウェディング写真撮影を考慮している方に参考になると嬉しいです。
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました！
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